山口大学が海水と淡水の塩分濃度差で発電するスタートアップを起業
山口大学が、海水と淡水の塩分濃度差を利用して発電する「逆電気透析発電」技術を開発し、その事業化を目指すスタートアップ企業「ブルー・ウオーター・エナジー」が宇部市で設立されました。
この技術では、イオン交換膜を介してイオンを動かし、その動きを電流に変える仕組みで、1立方メートルの海水と淡水で約500ワット時の電力を24時間安定して生み出すことができます。
最大の強みは、太陽光発電の50分の1、風力発電の200分の1という非常に小さな設置面積で発電できる点です。下水処理水と海水が利用できる大都市河川の河口近くでの設置が想定されており、再生可能エネルギーの「ベースロード電源」としての役割も期待されています。
ブルー・ウオーター・エナジーでは、2029年から販売を開始し、2036年には時価総額1000億円を目指すという目標を掲げています。