三菱重工サーマルシステムズ再エネ余剰電力で地下水を冷却し冷暖房に活用へ
三菱重工業系列の三菱重工サーマルシステムズは7月1日、再生可能エネルギーで発電した余剰電力で地下水の温度を調整し、夏の冷房に活用する実証実験を大阪公立大学などと共同で大阪市内の施設で始めたことを発表しました。
三菱重工は地下水がある「帯水層」から地下水を地中にくみ上げて冷暖房に活用する「帯水層蓄熱システム」の実用化を進めているが、今回の三菱重工サーマルシステムズの取り組みは実用化に向けての第一歩です。
この取り組みの具体的な流れは次のとおりです。
1.春に再エネの余剰電力を使って14度程度の地下水を5度に冷やして地下層にためておく
2.冷やしておいた地下水をポンプでくみ上げ夏期の冷房に使用
3.冷房に利用した後の温かい水は別の地下層にためて冬の暖房に活用
これによって、余剰電力として貯めるための蓄電池や広いスペースがなくても、1年を通して電力を有効に活用することが期待されます。